ビビアン・リーとローレンス・オリビエの波乱に満ちた関係がドラマ化
2014年2月17日 10:20
[映画.com ニュース] イギリスを代表する名優ローレンス・オリビエと、美貌の名女優ビビアン・リーの波乱に満ちた関係を描くドラマが制作されることがわかった。オリビエの息子ターキン・オリビエがプロデュースにあたるという。
英スクリーン・デイリーによれば、ドラマ「Oliviers(原題)」は60分×4回のミニシリーズ。英ロンドンの製作会社Ten Cent Adventuresが製作、ドキュメンタリー「Radioman」のポール・フィッシャーが脚本を手がける。キャスティングについては現在、Aリストの俳優陣と交渉中だという。放送局は未定。
オリビエとリーは、1937年の映画「無敵艦隊」で初共演。当時お互いに別の人と結婚していたが、激しい恋に落ち、それぞれの離婚が成立したのちの1940年に結婚した。結婚後もふたりは映画や舞台で共演していたが、やがてリーは双極性障害に悩まされるようになり、夫婦関係が悪化。1960年に正式に離婚した。
オリビエはその後年下の英女優ジョーン・プロウライトと3度目の結婚をし、1989年に82歳で死去。リーもカナダ出身の俳優ジョン・メリベールと暮らしていたが、慢性結核のため1967年に53歳の若さで亡くなっている。