劇団ひとり初監督作「青天の霹靂」主題歌は、Mr.Children書き下ろしの新曲
2014年2月15日 07:30

[映画.com ニュース] ロックバンド「Mr.Children」が、大泉洋が主演した劇団ひとりの監督デビュー作「青天の霹靂」の主題歌として、新曲「放たれる」を書き下ろしたことがわかった。
原作は、劇団ひとりが「陰日向に咲く」に続いて手がけた同名小説。自らメガホンをとり、「フリーター、家を買う。」などのドラマで知られる橋部敦子が執筆した脚本のもと映画化。売れないマジシャンが40年前にタイムスリップしたことから、出生の秘密と向き合う姿をユーモラスに描く。
Mr.Childrenのボーカル、桜井和寿は「『放たれる』というタイトルが多くを語ってしまっているかもしれないけれど、『ケージの中で傷を癒した鳥が、再び空に向かって飛び立つ瞬間』この物語を読んで、そんなイメージが沸いてきました」と楽曲を練り上げた。そして、「背負ってしまった運命。付きまとう寂しさ。拭えない悲しみ。思い通りに事が進まないもどかしさ。そんな、重く薄暗い場所にある誰かの心が、自由と明るさを取り戻す大事な場面に、ただ寄り添うだけの最良のBGMでありたい、そう願っています」と思いを込めた。
監督の劇団ひとりは「まさか受けてもらえるとは思わず、お願いした本人が一番驚いています」と感激しきりで、「映画本編よりミスチルの曲のほうが良かったと言われないように頑張ります」。川村元気プロデューサーも「人生を諦めていた男が、大切な人の愛情を知り、再生していくこの歌は、まさに『青天の霹靂』の主人公・晴夫のために捧げられた歌だと思います。心が空に放たれていく、その最後の瞬間が、素晴らしい楽曲として表現されていて映画を力強く後押ししてもらった気がします」とコメントを寄せている。
「青天の霹靂」は、5月24日から全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

これ絶対に観ると決めてます
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なんだこれ!?!? ディカプリオが異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画