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池上彰「エージェント:ライアン」に学ぶスパイの“イロハ”を徹底解説!

2014年2月12日 20:10

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(左より)熱弁を振るった池上彰氏と優木まおみ
(左より)熱弁を振るった池上彰氏と優木まおみ

[映画.com ニュース] 昨年急逝した米ベストセラー作家トム・クランシーによる“ジャック・ライアン”シリーズの最新作「エージェント:ライアン」の公開を記念し2月12日、本作の字幕監修を務めたジャーナリストの池上彰氏とタレントの優木まおみが、本作をより楽しむためのスパイ知識から“次世代テロ”の脅威までを分かりやすく解説した。

デスクワークの情報分析官からいきなりエージェントに抜てきされた新人スパイのライアン(クリス・パイン)が、ロシアで発覚した世界規模のテロ計画を阻止すべく、頭脳と肉体を駆使した戦いを繰り広げるスパイアクション大作。

本作のテーマのひとつである次世代テロとは、武力ではなく世界市場の経済破綻を狙ったテロ行為。クランシーのファンを公言する池上氏は「常に今、アメリカが抱えている脅威、近未来で何が起きるのかを提示している。9・11以降、アメリカが経済テロというものを恐れていることがよく分かる作品」と太鼓判を押した。

この日は、ファン投票による「Best of ジャック・ライアン」作品として、東西冷戦をテーマにしたシリーズ第1作「レッド・オクトーバーを追え!」も上映された。池上氏は、「あまりに軍事情報がリアルなので、機密漏えいがあったのでないかとクランシーは事情聴取を受けた。だけどクランシーは公開情報を集めて分析したまでで、それが本来のスパイのやり方。インフォメーションとインテリジェンスは違う。インフォメーションを分析し、役に立つものに作り変えるのがインテリジェンス」と力説。また、CIA創立の歴史からエージェントのスカウト方法、ソチ五輪がテロリストに狙われる理由など、幅広い視点からスパイ映画の魅力を解説した。

博学で知られる優木も、「さすが池上さんの字幕監修だけあって、経済事情に詳しくない女性が見てもふっと入れる分かりやすさ。CIAやスパイなどは映画の世界のものだと他人事に感じてしまっていたけれど、池上さんの解説を聞くとリアルに感じる。経済テロが起きないようにCIAの方々に頑張ってほしい!」と興味津々。また妊娠8カ月の大きなお腹で登場したが、「試写で見ていてお腹もドンドコ動いていた。(赤ちゃんが)自分もスパイ気分になって暴れ回っているのかもしれない。反応がよかったので映画が大好きかも」と幸せオーラを漂わせていた。

エージェント:ライアン」は2月15日から全国で公開(14日に先行公開)。

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