パルムドール受賞作「アデル、ブルーは熱い色」に鬼才ホドロフスキーの孫が出演
2014年2月11日 11:45
[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグが審査委員長を務めた昨年のカンヌ映画祭で、最高賞パルムドールを受賞した「アデル、ブルーは熱い色」に、カルト作で知られる鬼才アレハンドロ・ホドロフスキー監督の孫娘、アルマ・ホドロフスキーが出演していることがわかった。
アルマの父は、ホドロフスキー監督の実子で、「エル・トポ」に少年役で出演していた、俳優・演出家のブロンティス。現在22歳のアルマは、14歳のときにTV作品でデビュー。2011年から映画にも出演し、女優業の傍らモデルとしても活躍している。「アデル、ブルーは熱い色」では、ベアトリス役を演じている。
映画は、教師を目指す女子高生のアデルが偶然、街ですれ違った青い髪の女性・エマに一目ぼれし、その後性格も家庭環境も夢も正反対なふたりは恋に落ちる。アデルの情熱的な恋愛と人生での成長を、大胆な性愛描写とともにみずみずしく描く。アブデラティフ・ケシシュ監督、主演のアデル・エグザルコプロスとレア・セドゥーの3人が、そろってパルムドールを受賞したことも話題となった。
映画「アデル、ブルーは熱い色」は、4月5日から全国で公開。
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