カンヌ映画祭オープニングにN・キッドマン主演「グレイス・オブ・モナコ」
2014年1月28日 19:15

[映画.com ニュース] 第67回カンヌ映画祭(5月14日~25日)のオープニング作品に、ニコール・キッドマンがグレイス・ケリー役で主演する「グレイス・オブ・モナコ(原題)」が選出されたと、同映画祭事務局が発表した。
同作は、「裏窓」「泥棒成金」などのヒッチコック作品で知られる美人女優グレイス・ケリーの、モナコ公国レーニエ大公妃時代を描く作品。1962年の6カ月間に焦点を当て、タックスヘイブン政策をとるモナコに対して不快感を示していたフランスとの紛争の背後で、和解に向けて動いたグレイス王妃の姿を描く。
「エディット・ピアフ 愛の讃歌」のオリビエ・ダアン監督がメガホンをとり、ケリー役のキッドマンほか、モナコ大公レーニエ3世役のティム・ロス、マリア・カラス役のパス・ベガ、フランク・ランジェラ、デレク・ジャコビ、パーカー・ポージーらが共演する。
なお、「グレイス・オブ・モナコ(原題)」はコンペティション外作品となり、その他の出品作は後日発表される。今年のコンペティション部門の審査委員長には、ジェーン・カンピオン監督が決定している。
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