J・デップがナレーション アナーキーな風刺マンガ家に迫るドキュメンタリー予告編
2014年1月15日 17:05

[映画.com ニュース]カウンターカルチャーが隆盛を極めた1960年代後半にイギリスからアメリカに渡り、社会への痛烈な怒りとアナーキーなエネルギーに満ちた風刺マンガで名を馳せたアーティスト、ラルフ・ステッドマンに迫ったドキュメンタリー「マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン」の予告編が公開された。
国際政治や人権侵害の是正を訴え、筆一本で世界を変えようとしたステッドマンの風刺マンガは不適切、危険、残酷、過激、反体制的――と評される。ステッドマンを信奉する著名人は数多くおり、本作では「ラスベガスをやっつけろ」の原作者としても知られる型破りなジャーナリストハンター・S・トンプソンとの友情物語を主軸に、ビートジェネレーションを代表する作家ウィリアム・バロウズとの交流、ステッドマンの熱心な収集家として知られるテリー・ギリアムやビル・マーレイの協力の元に得られた貴重な映像を交え、鬼才の創作活動の源に迫る。ステッドマンの友人でもあるジョニー・デップがナレーションとインタビューを担当している。
チャーリー・ポール監督が構想15年という長い年月をかけて製作した本作、予告編では、ダ・ビンチとフランシス・ベーコンの系譜を受け継いだステッドマンのイラストはもちろんのこと、交友、映画でしか見られないステッドマンのアニメーションを見ることができる。
「マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン」は3月、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
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