「ホビット」の“邪竜”解禁!表情はカンバーバッチに激似!?
2014年1月15日 06:00

[映画.com ニュース] 「ホビット 思いがけない冒険」に続くアドベンチャー超大作の第2弾「ホビット 竜に奪われた王国」に登場する、主人公たちを待ち受ける最強の敵“スマウグ”の姿が日本初公開となった。
スマウグとは、巨大な翼で空を飛び、口から炎を吹き出すどう猛で邪悪な伝説の竜。かつて滅ぼしたドワーフの王国エレボールの宝物庫に今なお巣くっており、王国の復興を願うトーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミテージ)らが倒すべき難敵だ。
公開されたビジュアルでは、皮膚のCG制作だけで2年半以上を費やしたというリアルな質感と邪悪な表情がとらえられているが、スマウグは単なるCGキャラクターではなく、前作のゴラムと同様に、人間の俳優の動きと演技を取り込んで表現されたキャラクター。モーション・キャプチャー担当したのは人気俳優ベネディクト・カンバーバッチで、表情まで参考にされていることから、雄弁に言葉を話すスマウグの表情が、どことなくカンバーバッチらしいのも話題を集めている。
約8日間の収録を「とてもいい経験だった。楽しかったよ」と振り返るカンバーバッチだが、スマウグの役作りには「優れた俳優だった父は、ただでさえ壮大なホビットとドラゴンの世界をさらに生き生きとふくらませて読んで聞かせてくれたよ」と、幼少の際に「ホビットの冒険」を読み聞かせていた父親の存在が大きかったという。その父には「実家に帰った際に報告した」といい、「『今度スマウグを演じることになったんだ。父さんのおかげだよ、ありがとう』と報告できたのは、俳優人生のなかでも最高の出来事だったよ。父のスマウグも不気味なうなり声をあげていた。父のお株を奪ってしまった気分だね」と語っている。
劇中では、宝物庫に忍び込むビルボ・バギンズと対じすることになるが、ビルボを演じるマーティン・フリーマンとは、人気ドラマ「SHERLOCK シャーロック」でもおなじみの仲。フリーマンは、「ベンは本当にいい役者だからね。体の表現力はもちろんのこと、声の表現力もすばらしい。ゴラムとビルボのなぞなぞのシーンは原作の中でも愛らしい場面だ。それと同じような意味合いで、スマウグとビルボの謎の掛け合いも伝説の中に見られる魅力的な場面なんだ」と絶賛している。
「ホビット 竜に奪われた王国」は、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作に連なる冒険をアカデミー賞監督ピーター・ジャクソンが新たに描く「ホビット」3部作の第2章。すでに公開された世界50カ国すべてで興行ランキング初登場第1位を獲得し、全米週末興行ランキングでも3週連続第1位を記録。世界興収も8億ドルを突破している大ヒット作だ。日本公開は2月28日。
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