テクニカラー、米グレンデールの現像所を閉鎖
2014年1月9日 17:47

[映画.com ニュース] 映画界がデジタルに移行するなかで、フランスに本社を置くテクニカラー社が米グレンデールにあるフィルム現像所を閉鎖したと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
同社は、ユニバーサル・スタジオ横に大きな現像所を構え、ハリウッド映画のフィルム現像と映写用プリントの作成を行ってきた。しかし2011年、ユニバーサルがライバルのデラックス社と契約を結んだのをきっかけに、グレンデールはドリームワークス・アニメーション横に移転。360人いた社員のうち100人を解雇し、新たなスタートを切っていた。
しかし、大半の映画がデジタルで撮影され、ほとんどの映画館がデジタル映写機への移行を終えたいまでは、需要を掘り起こすことができなかった。テクニカラーは、11年にカナダのモントリオールにある現像所を閉鎖し、今年もイギリスのパインウッドスタジオにある現像所も閉鎖している。
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