松たか子「アナと雪の女王」でディズニー映画吹き替えに初挑戦
2014年1月8日 05:00

[映画.com ニュース] 女優の松たか子が、ディズニー・アニメーションの最新作「アナと雪の女王」の日本語吹き替え声優を務めることがわかった。ディズニー映画の声優は初挑戦となる松は、「ディズニー映画のヒロインができるのなんて一生に一度なので、一生懸命チャレンジしようと、非常に嬉しく思いました」と意気込んでいる。
アンデルセンの「雪の女王」に着想を得て、運命に引き裂かれた王家の姉妹が、凍てついた世界を救うために繰り広げる冒険を描いた長編アニメ。松が吹き替えを担当するのは、触れたものを凍らせる禁断の力を持つ女王エルサ。その力で愛する者を傷つけないため、誰とも会わずに部屋に閉じこもって暮らしていたエルサは、新女王として戴冠式に臨んだ際、力を制御できず真夏の王国を冬に変えてしまう。そして、人を傷つける恐れのない氷の城で「雪の女王」となり、ありのままの自分を解放する喜びを生まれて初めて知る。
エルサが自分を解放し、雪の女王になっていくシーンで喜びとともに歌いあげる「Let It Go」は、ゴールデングローブ賞でも主題歌賞にノミネートされ、アカデミー賞でも歌曲賞受賞最有力と言われるなど、全米で高い評価を受けている。米版ではブロードウェイのミュージカル女優として知られるイディナ・メンゼルが、ミュージカルシーンも含めて声を担当。吹き替え版のキャストにも高い演技力と歌唱力を求めたウォルト・ディズニー・スタジオの配給担当者は、「舞台や映画などでもご活躍されている松たか子さんが持っていらっしゃる、凛とした佇まいと気品は、自分の力をコントロールできず雪の女王になっていくエルサという女性の感情の機微をセリフと歌で表現してもらえる唯一無二の日本人」と、松を指名した。
ニューヨークでメンゼルが出演するミュージカル「ウィキッド」を鑑賞したことがある松は、「そのパワーに圧倒されたという思い出があるので、まさか彼女と同じ役を日本でやるとは思ってもみなかった」と驚きを隠せない。それでも、劇中でエルサが歌う3曲を松は実際に熱唱。「とってもいい経験になりました」と述懐。「『Let It Go』を歌うシーンは、画的にもびっくりしましたし、曲のすごさにも本当に驚きましたけど、やっぱり『ディズニーだ!』っていう説得力があるんですよね。ディズニーしか成し得ない時間を味わったので、私がすごく楽しんで見たそのスピード感を、ぜひ見る方にも感じてもらいたいです」と話している。
同作は昨年11月27日に全米公開され、公開2週目で週末興行ランキング1位を獲得。6週目に再び首位に返り咲くという「アバター」以来の快挙を成し遂げ、大ヒットを記録している。日本公開は3月14日から。

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