山田洋次監督、日本橋三越に強い思い入れ 「小さいおうち」コラボカフェが開店
2014年1月8日 13:40

[映画.com ニュース]山田洋次監督の最新作「小さいおうち」の公開を記念し、1月8日から日本橋三越本店本館で、作品の世界観をイメージした「昭和モダンカフェ」が期間限定オープンした。山田監督がオープニングセレモニーに駆けつけ、「この映画は僕の原風景。少年の思い出として、三越に行くのは年に1、2度の大変うれしいイベントだった」と今も昭和の香りが残る同デパートへの思いを語った。また、女中役で出演する黒木華が年始らしい着物姿を披露した。
第143回直木賞を受賞した中島京子氏の同名小説を映画化。昭和初期、山形から上京し郊外に建つ赤い三角屋根の家で女中となったタキ(黒木)が、若奥さま(松たか子)の身に起こる恋愛事件を目撃し、その秘密が60年以上の時を経た平成にひも解かれる。
山田監督は「今の人たちが思っている以上に、当時はみんなおしゃれだった。戦争が近づく暗い世相も背景にあったが、どこか平和で穏やか。暮らしの文化というものがあった」と振り返る。だからこそ「昭和の生活を生き生きと描いた原作を読み、ぜひこんな映画を作りたいと思った。見終わると、ドシンと残るものがあるはず」とアピールした。
黒木は山田組に初参加し、「すごく緊張しましたが、監督が優しくしてくださった。とても安心して、現場に通うのが楽しみになりました」とにっこり。クランクインを前に、食事をともにしたといい「監督が流し目を教えてくださった」と明かすと、山田監督は「そうだったかなあ」と笑い声をあげていた。
この日開店した「昭和モダンカフェ」では、割烹着姿の店員によるもてなしで昭和のスイーツや飲み物が楽しめるほか、撮影で実際に使われた着物や小道具、赤い屋根の“小さいおうち”オブジェが展示されている。
「小さいおうち」は、1月25日から全国で公開。映画とコラボレーションした「昭和モダンカフェ」は、1月28日まで日本橋三越本店本館で期間限定オープン。
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