亀梨和也「ジョーカー・ゲーム」主演で天才スパイに!入江悠監督がメガホン
2014年1月6日 05:00

[映画.com ニュース] 「KAT-TUN」の亀梨和也が、柳広司氏のスパイサスペンス小説を映画化する「ジョーカー・ゲーム」に主演し、主人公の天才スパイ・嘉藤に扮することがわかった。メガホンをとるのは、「SR サイタマノラッパー」シリーズで知られ、今後の日本映画界を担う新鋭・入江悠監督。また、米国大使の愛人である謎の女・リンを深田恭子、諜報組織「D機関」の指揮を執る結城中佐を伊勢谷友介が演じることを、配給の東宝が発表した。
「ジョーカー・ゲーム」は2009年、第30回吉川英治文学新人賞と第62回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門を受賞した話題作。続編「ダブル・ジョーカー」「パラダイス・ロスト」も人気を博し、これまでにシリーズ累計発行部数70万部を記録している。
映画では、架空の第二次世界大戦前夜のアジア某国際都市を舞台に、日本、イギリス、ソ連、ドイツなど各国のスパイたちが、あらゆる謀略と頭脳を駆使し繰り広げる“スパイゲーム”が物語の軸となる。壮大なテーマであるだけに、撮影規模も規格外。国内3カ所をはじめ、インドネシア・バタム島にある広大なオープンセットやシンガポール市内でロケを行うという。
亀梨は、上官の命に背き規律違反で極刑となる直前にD機関へスカウトされる嘉藤を演じる。もともと原作は読んでいたといい「映像化するならぜひ参加したいと思っていたので、本当に嬉しかったです」と意欲満々。さらに、「スパイ役ということで学ぶことは沢山あるのですが、しっかり準備して撮影に挑みたいと思います。海外での撮影や、海外の方とのアクションシーンが初めてなので、とても楽しみにしています」というコメントを残し、1月6日のクランクインに備えている。
深田と伊勢谷も、新境地となる役どころに熱を帯びたコメントを発表。「こんなに動くアクションを私は経験したことがないので、リハーサルをしたときの自分の画を見たときに、今までの自分にはないテンポで動いていて驚きました。クランクインまでにさらにご指導いただき、セクシーさやアクションを全身で表現できたらと思います」(深田)、「結城は演技で表現するのが非常に難しい人物だという印象を受け、お受けすることに怖さもありましたが、入江監督の演出が楽しみで挑戦させていただくことになりました。感情を表には出さずに伝えていく芝居が自分にとってチャレンジングであり、どこまで迷わずに演じられるかが今回の肝だと感じています」(伊勢谷)。
10年に日本映画監督協会新人賞に輝いている入江監督は、4日にクランクイン。子どもの頃からスパイの存在に憧れていたそうで、「大人になってスパイとはほど遠い生活をしていた頃、『ジョーカー・ゲーム』に出合い、興奮して一気に読みました。新人監督らしく、まだ誰も見たことのない新しいスパイ映画を作ろうと燃えています」と語っている。
かつて国際諜報員として活躍し、今後の軍事外交のため、陸軍内に諜報組織D機関を設立した結城にスカウトされた嘉藤が、過酷な訓練をクリアし、諜報員として初めての任務に挑むというストーリー。グラハム米国大使から機密文書「ブラックノート」を奪取するため、「魔の都」と呼ばれる国際都市に潜入する。ブラックノートをめぐり展開される、嘉藤と謎の女・リンをはじめ英国諜報部、ソ連、D機関と対立する帝国陸軍急進派らの壮絶な戦いを描く。
「ジョーカー・ゲーム」(http://jokergame-movie.com)は2015年に公開予定。
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