人間の性欲に挑んだ「愛の渦」本ポスタービジュアルを入手

六本木の裏風俗店を舞台に、毎夜繰り広げられる乱交パーティで交錯する男女の人間模様を描く群像劇。三浦が自ら映画用に脚本を書き下ろしてメガホンをとり、性欲とその感情に振り回される者たちの、滑稽なまでにむき出しにされた人間の本質や切なさを映し出していく。

ティーザービジュアルでもその白い肌を印象的にさらけだしたヒロイン役の門脇麦に加え、本ポスタービジュアルには、主人公のニートの青年を演じる池松壮亮も登場。投げかける視線の先には何が映っているのか、また、偶然出会ったニートの青年と女子大生が禁断の一夜にどのような感情をめぐらせるか、さまざまな思考が渦巻く2人の頭を中心に天地が逆転している意味深なビジュアルだ。

映画は、本編128分のうち、着衣時間がわずか18分半というセンセーショナルな触れ込みで、映倫からも18歳未満は鑑賞不可のR18＋指定を受けた。しかし、「映画館でしか見れない映画。見事。見事」（水道橋博士）、「得体の知れない妙な感動もありました」（又吉直樹）といった著名人からのコメントも到着しており、フランスでの公演も好評を博した舞台版に続き、映画版にも高い評価が寄せられている。

本ポスタービジュアルは12月28日から各劇場に掲出。映画は14年3月1日公開。