貫地谷しほり「感謝しかない」と感涙、玉木宏主演NHK時代劇「桜ほうさら」完成会見
2013年12月25日 16:23

[映画.com ニュース]来年元日に放送される時代劇「桜ほうさら」(宮部みゆき氏原作)の完成会見が12月25日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、主演を務める玉木宏、ヒロイン役の貫地谷しほりが出席した。玉木が「共演は3回目だが、相変わらずお芝居が上手。引っ張ってもらうところが大きい」とたたえると、貫地谷は「納得いかないシーンでは、玉木さんや現場の皆さんがお付き合いくださり、すごくありがたかった。感謝しかない」と感激の涙を流していた。
玉木は、収賄の濡れ衣を着せられ、切腹した父の汚名をすすぐため、江戸深川で長屋暮らしを始めた若侍・古橋笙之介を演じ「すごく真っすぐで、周りに支えられて生きるような男。受けの芝居が多かったので、共演した皆さんに引き出された部分が多い」と役どころを語っていた。
一方、笙之介の前に現れる謎の女性・和香を演じた貫地谷は「気が強い性格というのは、自分に近い」。左の頬にアザがあるという設定で、「女性として辛い思いもあったが、そこから生まれる強さを表現できればと。メイクや衣装に助けられた」といい、「学んだものが、たくさんあります」と手応えを示した。
また、共演した玉木については「毎回お会いするたび『きれいだなあ』って。現場ではどっしり構えていて、座長としてすてきな方。メンタルもとても強い」とせん望のまなざしだった。脚本を手がけるのは、連続テレビ小説「風のハルカ」の大森美香氏。橋本さとし、萬田久子、六角精児、市毛良枝、桂文珍、高島礼子、風間杜夫、北大路欣也らが出演する。
正月時代劇「桜ほうさら」は総合テレビで、2014年1月1日午後7時20分から8時48分放送。同局のドラマで初めてフルハイビジョンの4倍の解像度をもつフル4Kで制作された。
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