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黒川芽以&大東駿介主演「ねこにみかん」公開決定 和歌山県が舞台の家族の物語

2013年12月20日 14:30

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有田みかん産地で描かれる 不思議な家族の物語
有田みかん産地で描かれる 不思議な家族の物語
(C)チーズfilm

[映画.com ニュース] 黒川芽以大東駿介が主演し、「有田みかん」で有名な和歌山・有田川を舞台に描かれる「ねこにみかん」が、2014年3月22日から東京・シネマート新宿ほかで順次公開されることが決まった。

ある田舎に住む不思議な絆で結ばれた家族の姿を通して、家族とは、親子とは何かという普遍的なテーマを見つめた心温まるヒューマンドラマ。「有田みかん」で知られる和歌山・有田川が舞台となり、県のボランティアが製作資金集めから参加。町の全面協力のもと温泉や広大な山や川など、自然豊かなロケーションの中で撮影された地元発信映画になっている。

主人公の智弘は、婚約者の真知子を連れて和歌山県有田川町にある実家に帰省する。しかし、真知子がそこで見た智弘の家族は、不登校の弟・隆志、家族に興味を示さない姉・由美、自分に劣等感を抱える恋愛恐怖症の妹・さやかという腹違いの同級生3兄弟と、家事を担当する「ママ」里美、スナック経営者である美人「カカ」佳代子、高校教師の「ハハ」成美の3人、そして全員の父親である「チチ」正一郎という、いびつな構成だった。一見するとそれぞれが認め合い、ルールのなかでバランスを保っているように見える一家だったが、真知子の出現で家族の間に波紋が広がる。

映画、テレビ、舞台などで幅広く活躍する黒川が真知子を演じ、不思議な一家の関係に戸惑いながらも家族のつながりを見つめ直していく都会生まれのヒロインを好演。婚約者の智弘役には、イケメン俳優から実力派俳優へと飛躍する大東駿介が扮した。新人監督の戸田彬弘が原案・脚本・監督を務め、オリジナル作品で初長編作品を撮り上げた。

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