岡村隆史、ベン・スティラーのハリウッド作で吹き替え声優に初挑戦
2013年12月18日 05:00

[映画.com ニュース] お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史が、米俳優ベン・スティラーが主演、監督、製作を兼ねた新作映画「LIFE!」で、日本語吹き替え版の声優に初挑戦することがわかった。岡村は、スティラー演じる主人公の声を担当する。
ノーマン・Z・マクロード監督、ダニー・ケイ主演で「虹を掴む男」として製作されたジェームズ・サーバー氏の短編小説を、新たに映画化。世界的グラフ誌「LIFE」で働く不器用な男ウォルターが、最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気づいたことから、人生を変える波乱万丈の旅に踏み出す。
夢を追いかけることを諦めてしまった主人公ウォルターは、観客の共感を誘うキャラクターとして描かれており、スティラーが親近感あふれる魅力で演じきっている。同役の吹き替えにあたり、配給の20世紀フォックス映画は「ベンのような抜群のユーモアセンスと、等身大の魅力を併せ持った方で、日本の観客の皆さんに“共感”を呼び起こせる方を探したところ、真っ先に岡村さんの名前が上がりました。ウォルターの吹き替えには、“岡村さん以外考えられない”と思いました」とラブコールを送った。
岡村は「見た後にすごく前向きな気持ちになり、何か新しい事にチャレンジしたいと思える作品」と本作に感銘を受け、オファーを快諾。「僕自身、吹き替えは始めてのチャレンジですが、一生懸命頑張りたいと思います。ベンさん、本当に僕で大丈夫ですか?」とコメントを寄せている。スティラーは、今回のコラボレーションに感激しきりで、「自分で吹き替えも挑戦しましたが、日本語はスシのネタが限界でした(笑)。ウォルターは、岡村さんのように人々を勇気づける人物です。そして本作は、自分の可能性を追求していく人間ドラマです。岡村さんなら必ず、日本の皆さんに作品のメッセージを伝えてくださるでしょう!」とエールを送っている。
「LIFE!」は、2014年3月19日から全国で公開。
(C)2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
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