子育て、離婚、更年期を糧にし輝く58歳ヒロイン「グロリアの青春」予告編
2013年12月15日 09:00

[映画.com ニュース] チリのベテラン女優パウリーナ・ガルシアが第63回ベルリン国際映画祭銀熊賞(主演女優賞)を受賞した、「グロリアの青春」予告編が公開された。
チリの首都サンティアゴが舞台。58歳のキャリアウーマンのグロリアは、子どもを育て上げ、夫と離婚後は一人暮らしを楽しんでいた。中年の独身者たちが集まるダンスホールの常連となっていたグロリアは、年上の元海軍将校で実業家のロドルフォと出会い、一夜を共にする。ヌードやベッドシーンも辞さず、魅力的な主人公をパワフルかつ繊細に演じたガルシアの渾身の演技が、ベルリンをはじめ世界の映画祭で絶賛された。また、来年度のアカデミー賞外国語部門チリ代表にも選ばれている。
予告編ではダンスホールで踊り、横バンジーにも挑戦するなど、うまくいかないことがあっても、前向きな姿勢であきらめないグロリアの恋愛模様、年齢にとらわれずパワフルに人生を楽しむ姿を生き生きと映し出している。
「グロリアの青春」は2014年3月1日から全国順次公開。
(C)2013 Fabula-Muchas Gracias
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