テリー・ギリアム監督、悲願の企画「ドン・キホーテ」に7度目の挑戦
2013年11月25日 11:39

[映画.com ニュース] テリー・ギリアム監督が、次回作として、長年温めている悲願の企画「ドン・キホーテを殺した男(The Man Who Killed Don Quixote)」に再び着手する予定であることがわかった。
ギリアム監督本人が米Comingsoon.netとのインタビューで明かしたもので、「(同作の製作に着手するのは)おそらくこれで7度目じゃないかな。ラッキーセブンかもね」とコメント。「この作品に戻るのが私の初期設定みたいなものだ。とにかく早く作って、私の人生から追い出してしまいたいよ」と話した。
「ドン・キホーテを殺した男(The Man Who Killed Don Quixote)」は、2000年にいったんクランクインしたものの、さまざまなトラブルに見舞われ製作中断にいたったいわくつきの作品。そのてん末は、ドキュメンタリー映画「ロスト・イン・ラ・マンチャ」(02)にも描かれた。
ギリアム監督はその後、08年頃に再撮影の意欲を示したが、一進一退を繰り返してきた。一度はオリジナルでジャン・ロシュフォールが演じる予定だったドン・キホーテ役にロバート・デュバル、ジョニー・デップが演じる予定だった中世にタイムトラベルする現代の広告クリエイター役にユアン・マクレガーが起用され、10年夏にクランクインする予定だった。しかし、それも資金難で頓挫し、マクレガーの降板が報じられた(デュバルの動向は不明)。
一方で、ギリアム監督の新作SF映画「The Zero Theorem(原題)」(クリストフ・ワルツ主演)は無事に完成。今年9月のベネチア国際映画祭でのプレミア後、映画祭サーキットを回っており、年末からイタリア、ロシア、イギリスなどで順次公開が予定されている(日本公開は未定)。
関連ニュース
 
   
   
   
   
   
  映画.com注目特集をチェック
 注目特集
 注目特集  プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
 注目特集
 注目特集  火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
 注目特集
 注目特集  盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
 注目特集
 注目特集  てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
 注目特集
 注目特集  好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート
 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 