玉木宏、運命の出会い「信じたい」 主演作「すべては君に逢えたから」プレミア
2013年11月13日 20:17

[映画.com ニュース] 俳優の玉木宏が11月13日、都内で行われた主演作「すべては君に逢えたから」のプレミア上映会に出席した。クリスマスの東京駅で繰り広げられる男女の恋や家族のドラマを描いたオムニバスストーリー。劇中で運命の出会いを果たす会社社長役の玉木は「運命の出会いですか? 信じたいですね。チャンスは逃したくないですし、攻めます!」と話し、「見終わった後は大切な人を考え、会いたくなる映画」とアピールした。
プレミアには玉木をはじめ、高梨臨、木村文乃、東出昌大、時任三郎、大塚寧々、子役の山崎竜太郎くん、小林稔侍、倍賞千恵子、メガホンをとった本木克英監督(「犬と私の10の約束」)、主題歌を歌うJUJUが駆けつけ、来場したファン1800人は大歓声をあげた。
クリスマスにちなみ、欲しいプレゼントを質問されると「時間と、オーロラを見に行くチケット」(玉木)、「あえて言うならパソコン」(高梨)、「穴が開いてしまったので、新しい手袋」(東出)といった現実的なものから、「ホワイトクリスマスがいいです」(木村)、「宇宙旅行のチケット」(竜太郎くん)、「魔法の力をいただき、全国の皆さんにこの映画を見てほしい」(倍賞)と夢あふれる願望まで、キャスト陣は思い思いに語っていた。
映画は来年開業100周年を迎える東京駅を舞台に、人間不信に陥ったウェブデザイン会社の社長、仙台と東京で遠距離恋愛中のカップル、意中の先輩に告白できない女子大生、余命半年を宣告された新幹線運転士など、10人の男女が織りなす6つのエピソードを描く。本木監督は「日本人的なロマンチックさと、穏やかな優しさを描いた。撮影そのものは猛暑のなか、慌ただしく行ったので、とてもラブストーリーを撮っている雰囲気ではなかった」と振り返った。
JR東日本が全面協力し、東京駅でロケを敢行。12年に復元された3階建ての丸の内駅舎や東京ステーションホテル、新幹線での撮影などが行われた。
「すべては君に逢えたから」は、11月22日から全国で公開。
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