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世界アンケートが決定づける三木聡監督作「俺俺」の多面性

2013年11月2日 12:30

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世界での上映で大歓迎を受けた三木監督と「俺俺」
世界での上映で大歓迎を受けた三木監督と「俺俺」
(C)2012 J Storm Inc.

[映画.com ニュース] 「時効警察」「インスタント沼」の三木聡監督と、KAT-TUNの亀梨和也による異色タッグが話題を集めた不条理サスペンス「俺俺」が、11月6日にブルーレイ&DVD化。リリース記念として、世界33カ国での配給が決定していることにちなんだ世界アンケートが実施され、その結果が公開されている。

ウディネ・ファーイースト映画祭で観客賞を受賞したイタリアほか、カナダ、アメリカの映画祭を筆頭に、台湾、ロシア、シンガポールでも公開されている同作。11月8日には、米ニューヨークのカルチャー発信地グリニッジ・ビレッジでの公開も控えており、熱いラブコールを受けた三木監督が現地で舞台挨拶を行うことになっている。

こうしたワールドワイドでの評価が高まるなか、公式Facebookで実施されたアンケートには、世界各国から約400通の回答が到着。日本国内向けに実施されたアンケート結果と比較すると、日本の観客との共通点や意外とも思える反応などが浮かび上がる結果となった。

共通点としては日本・海外ともに、日々を平凡に生きる主人公・均への共感度が80%以上と高かったことと、1人で33役の“俺”に扮した亀梨の演技への評価が挙がる。逆に差が際立ったのは「自分が33人に増えてしまったらどう感じるか?」という点と、「見終わったあとの気持ち」についてで、多くの日本人が「自分が増えるのはイヤ」「見終わったあとは怖かった」と答えているのに対し、海外では「増えて嬉しい」「笑えた」という楽天的な傾向がうかがえる内容となっている。

また、番外編として、外国人から見た同作の「日本っぽいシーン」についても言及。均やたくさんの“俺”が集まる部屋を例にとった「狭い空間に多くの人間が集まる姿が日本らしい」など、日本人では気がつかないポイントが興味深い。

俺俺」は、平凡な青年がなりゆきでオレオレ詐欺を行ったことから、“別の自分”が増殖していく不可思議な出来事に巻き込まれる姿を描く不条理サスペンス。謎に包まれたサインやアイテムが数多く登場し、「見る人によって感じ方が違う」と称された多面性が、日本と海外のアンケートからも明らかになった格好だ。三木監督が脚本も手掛け、内田有紀加瀬亮高橋惠子らが亀梨の脇を固めた。

俺俺」ブルーレイ&DVDは11月6日発売(同日からDVDレンタル開始)。

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