トロマ注目の映像集団「アストロン6」の傑作が今冬に日本初上陸!
2013年11月2日 08:00

[映画.com ニュース] 米トロマ・エンタテインメントのロイド・カウフマンが注目する、カナダの映像集団「アストロン6」の傑作2作品を紹介する特集上映「アストロン6の進撃!」が、12月21日から東京・新宿武蔵野館で開催されることが決定した。2011年に製作された「マンボーグ」「ファーザーズ・デイ 野獣のはらわた」という、強烈な刺激に満ちた2作品が日本初上陸する。
「アストロン6」は、アダム・ブルックス、ジェレミー・ガレスピー、マシュー・ケネディ、コナー・スウィーニー、スティーブン・コスタンスキの5人で構成され、インディーズならではの突出した映画愛で“B級映画の帝王”ロジャー・コーマン、トロマに次ぐ存在として注目を集めている。
第1弾「マンボーグ」は、8万円という低製作費ながら、Youtubeに投稿された予告編が再生回数50万回を突破したSFバトルアクション。悪魔と人類の最終戦争「ヘル・ウォーズ」が勃発した近未来で、改造手術によって人造人間「マンボーグ」としてよみがえった男が、人類を滅亡に追いやる地獄軍に反撃を開始する。「パシフィック・リム」「バイオハザードV リトリビューション」に特殊効果で参加したコンスタンスキが、監督、脚本など8役を兼ねた。今回、日本劇場公開特別版として、短編「レーザー・ゴースト2」「ファンタジー・ビヨンド」「ファイヤーマン」のほか、「バイオコップ」のフェイク予告編が同時上映される。
第2弾「ファーザーズ・デイ 野獣のはらわた」は、「アウトロン6」にほれ込んだカウフマンが全額出資したバイオレンスアクション。父親を殺された男たちが、復しゅうのため猟奇殺人鬼“ファックマン”を追って、地獄へ足を踏み入れる。トロマのマイケル・ハーツも製作として参加しているほか、カウフマンが神と悪魔の2役を演じている点も見逃せない。
「マンボーグ」は12月21日、「ファーザーズ・デイ 野獣のはらわた」は14年1月11日から新宿武蔵野館でレイトショー公開。
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