菊池亜希子の豆大福映画、シュールでなごむ予告編が公開
2013年10月23日 08:00
同作は、菊池が編集長を務める「菊池亜希子ムック マッシュ」(小学館刊)から誕生した企画。同ムックのVol.4では「そうよ、私は豆大福バカ」という特集も組んでしまうほど豆大福を至上の好物とする菊池が、「横道世之介」を手がけた監督・沖田修一、脚本・前田司郎コンビとタッグを組み、あふれ出る豆大福愛を詰め込んだショートムービーを完成させた。
映画は「誰もが3時のおやつを希望に生きる、おやつ至上主義が訪れた社会」を舞台に、目前に迫った「おやつ総選挙」に出馬する豆大福候補をめぐって起こるひと騒動を描く。予告編は、ショートケーキ、すあま、せんべい、マカロンといった和洋さまざまなおやつたちが街頭演説をしているという、シュールな場面から始まる。“主演”の豆大福は伸び悩む支持率に苛立ちを隠せず、そんな豆大福の選挙事務所に、白塗り&口裂けメイクの怪しい男が忍び寄る。
京都出身の兄弟バンド「キセル」の音楽にのせ、ゆるやかで和やかな雰囲気が伝わる映像になっており、マッシュルームカットに丸眼鏡という個性的なファッションで豆大福候補選挙事務所の秘書を演じる菊池の姿にも注目だ。
「豆大福ものがたり」は東京・神保町シアターで10月26日から、1週間限定レイトショー。