今泉力哉監督の最新恋愛群像劇はキャスト陣の実際の恋愛と丸かぶり?
2013年10月20日 11:00

[映画.com ニュース] 開催中の第26回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門に出品された映画「サッドティー」が10月19日に上映され、今泉力哉監督に青柳文子、阿部隼也、永井ちひろ、星野かよ、國武綾らキャスト陣が舞台挨拶に臨んだ。
「こっぴどい猫」が高い評価を集め、BeeTVで人気漫画「午前3時の無法地帯」を実写化するなど注目を集める今泉監督の最新作で、「ENBUゼミナールシネマプロジェクト」として製作。ふた股中の映画監督にその彼女たち、元アイドルを10年想い続ける男など複数の男女の恋愛模様が紡がれる。
長編映画初出演という俳優も多く、この日の上映が初めて観客の目に触れる機会とあって、登壇陣は一様に緊張の面持ち。キャスト陣のトップバッターでマイクを握った青柳は「いくつかの恋愛が出てきますが、私の最後に放つセリフは、私自身の恋愛と重なります。みなさんもどこかで『私(の恋愛と重なるのは)これだ!』と思っていただけると思います」と語る。
映画初出演の永井も青柳の言葉に同意し、「私も(演じた)役と自分の恋愛が重なります。見終わった後で『あいつ、こんな恋愛してるのか』と思ってもらえるかも(笑)」と照れ笑い。國武は「見ながら、キャラクターの誰かのファンになっていただけたら楽しめると思います!」と群像恋愛劇ならではの楽しみ方をアピールした。
星野は現在ショートヘアだが、劇中ではロングヘアであることを明かし「撮影の後にバッサリ切ったんですが、決して失恋したからではありませんよ」と笑いを誘う。登壇したキャスト陣の中で紅一点ならぬ、唯一の男性となった阿部は「ファンのみなさま! ここでは男は僕だけですが、映画の中では他にも出てきますのでご安心ください!」と説明。さらに「素晴らしい出会いを求めています! こうしてお客様が来てくださったことを幸せに思っています」としどろもどろになりつつも、満員の客席への感謝を語り、温かい拍手を浴びていた。
今泉監督は、この個性的なキャスト陣を見やり「聞いての通り、みんな緊張しています」と笑みを浮かべながら「この作品がきっかけになって、みんなが次のステップに進むことができればこんなに嬉しいことはありません」とキャスト陣への愛情あふれるコメント。そして「良い意見、悪い意見あわせていただければと思います」と観客に深々と頭を下げた。
第26回東京国際映画祭は、10月25日まで開催。「サッドティー」は10月31日より新宿K's cinemaで公開。
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