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“蟻族”の若者描いた中国映画「今日から明日へ」、32歳新鋭監督が感激の涙

2013年10月20日 23:10

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上映後のティーチインに出席したヤン・フイロン監督ら
上映後のティーチインに出席したヤン・フイロン監督ら

[映画.com ニュース] 第26回東京国際映画祭「アジアの未来」部門に出品されている中国映画「今日から明日へ」が10月20日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映された。夢を実現させるため、低家賃の集合住宅に固まって暮らす“蟻族”の若者たちを描く青春群像劇。上映後のティーチインに出席したヤン・フイロン監督は「彼らの姿は、自分の境遇に重なるんです」と語ると、感極まって大粒の涙を流していた。

舞台は高学歴ながら、非正規雇用の身分にとどまる80年代生まれの若者が多く住みつく北京郊外にある唐家嶺(タンジャーリン)。北京電影学院出身で、現在32歳のヤン監督自身も「蟻族だった時期があり、この作品には自画像が投影されている」といい、「低収入で、非常に厳しい生活環境にあっても、大きな目標をもつ若者を描きたかった。きっと世界中に彼らのような存在はいると思う」と本作にかける思いを熱弁していた。

ティーチインにはヤン監督をはじめ、ワン・タオティエ(俳優)、イン・シャンシャン(女優)、ワン・ヤーシー(プロデューサー)、スン・ティエン(撮影監督)、ワン・ツォジエ(女優)、イザベラ・ウォルト(プロデューサー)、チョウ・イェンミン(プランニング・ディレクター)が出席した。

主演俳優のワンは「シーンごとで毎回のように議論を重ね、試行錯誤を重ねた3年間。文字通り、心血を注いだ撮影だった」と振り返り、ヒロインを演じるワンは「私自身も女優を目指し、地方から北京にやってきたので、登場人物と似た経験をしている」と感情移入していた。

今年新設された「アジアの未来」部門は、アジア(日本、中東地域含む)で製作された新鋭監督の長編デビュー作または2本目を対象にしたコンペティション部門。青山真治監督、香港国際映画祭キュレーターのジェイコブ・ウォン氏、映画ジャーナリストの野島孝一氏が審査委員を務めている。第26回東京国際映画祭は10月25日まで開催。

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