来日中のソフィア・コッポラ、偉大な父とグリーンカーペット歩き「うれしかった」
2013年10月18日 19:56

[映画.com ニュース] 第26回東京国際映画祭の特別招待作品「ブリングリング」が10月18日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、メガホンをとるソフィア・コッポラ監督が舞台挨拶に登壇した。「SOMEWHERE」(2010)のプロモーション以来、約2年11カ月ぶりの来日で、同映画祭に出席するのは初めて。前夜に行われたオープニングセレモニーでは、父で製作総指揮を務めるフランシス・フォード・コッポラとグリーンカーペットを闊歩し「父と一緒に、日本の皆さんとお会いできたことがとてもうれしかった」と笑顔を見せた。
米ロサンゼルス・ハリウッドを舞台に、セレブの邸宅を標的に窃盗事件を繰り返したティーン窃盗団“ブリングリング”のてん末を描いたセンセーショナルな青春ドラマ。実際に事件の被害にあったパリス・ヒルトンが自宅をロケ地として提供している。
コッポラ監督は「若い頃のいたずらは誰もが経験すること。でも彼らの行動はあまりに極端で、驚きを隠せなかった。セレブリティー信仰やSNSといった、現代の若者カルチャーを象徴する事件。10年前には起こりえないという点でも、現代的なエピソードで強くひかれた」と映画化に至った経緯を語った。
「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソンら若手実力派キャストが、華やかな世界にあこがれるあまり、いたずら半分で犯罪に手を染める若者たちを熱演。特に優等生のイメージを覆すワトソンの演技に注目が集まっており「私自身も最初は、エマの起用は考えていなかった。でも実際に会ってみると、役に対する熱意をすごく感じたの。カリフォルニアなまりも習得してくれたし、驚くほどの変身を見せてくれた」と起用の理由を明かした。
第26回東京国際映画祭は10月25日まで開催。「ブリングリング」は、12月14日から全国で公開される。
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