トム・ハンクス台風乗り越え4年ぶり来日!第26回東京国際映画祭の開会を宣言
2013年10月17日 20:13

[映画.com ニュース]第26回東京国際映画祭が10月17日に開幕し、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでオープニング作品「キャプテン・フィリップス」(ポール・グリーングラス監督)の上映が行われた。主演を務める米俳優のトム・ハンクスが、オープニングセレモニーに出席し「9日間、世界中のすばらしい映画を楽しんでください。レッツ・ビギン・ナウ!」と開会を宣言した。
ハンクスの来日は「天使と悪魔」のプロモーション以来、約4年ぶり。当初、10月16日に都内で記者会見を開く予定だったが、台風の影響によりハンクスの到着が大幅に遅れ、急きょ日程が変更された(18日に都内で開催)。ハンクス本人も「何とかオープニングセレモニーに間に合って、ホッとしているよ」と安どの表情だった。
映画は2009年にソマリア海域で起こった海賊船による貨物船人質事件を映画化したサスペンスドラマ。援助物資を積み、ケニアに向かって航行中だったコンテナ船が海賊に襲われ、瞬く間に占拠される。53歳のベテラン船長リチャード・フィリップス(ハンクス)は、乗組員20人の解放と引き換えに自ら拘束され、命がけの駆け引きを始める。
ハンクスは撮影を前に、モデルとなったフィリップス氏と対面したといい「彼はパジャマ姿でビールを飲みながら、バスケ中継を見ていたんだ。その姿を見た瞬間、僕にぴったりな役だと思ったよ(笑)」と述懐。オープニングセレモニーには、安倍晋三内閣総理大臣が駆けつけ、「人生は開けてみるまで、中身がわからない。まさに私の人生そのもの」とハンクスがアカデミー賞主演男優賞を受賞した「フォレスト・ガンプ 一期一会」の名ゼリフを引き合いに、挨拶していた。
「キャプテン・フィリップス」は11月29日から全国公開。
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