「ホステル」イーライ・ロスのホラーホテルがわずか1年で閉館
2013年10月8日 11:15

[映画.com ニュース] 「ホステル」「キャビン・フィーバー」で知られるホラーの鬼才イーライ・ロス監督がプロデュースを手がけ、2012年9月に米ラスベガスにオープンしたお化け屋敷(ホーンテッドハウス)「ゴアトリアム(Goretorium)」が、経営不振のため、わずか1年で閉館することになった。
ゴアトリアムのfacebookページによれば、今年7月に会社更生法を申請していたが、10月3日、最大の書き入れ時であるハロウィンを前に閉館した。ゴアトリアムは、アメリカではハロウィン前後に限定オープンすることの多いホーンテッドハウスを通年営業し、ホラーファンのメッカにするというのがコンセプトだったが、ビジネスとして通年営業を維持するのは難しかったようだ。
「60年代の幽霊ホテル&カジノ“ザ・デルモント”」をコンセプトに、1000万ドルを投じて建設され、アトラクション以外にも、檻のなかのゾンビがダンスや食事タイムを繰り広げる60年代風ラウンジ、カジュアルバー、ショップ、そしてホラーファンのカップルが実際に結婚式を挙げられるチャペルが併設されていた。
なお、ロスが製作・脚本・主演を務め、チリで大地震に遭遇したアメリカ人青年が体験する恐怖を描いたサバイバルスリラー「アフターショック」は、10月26日から限定公開。
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