「リング」貞子と「死霊のはらわた」ミアが意気投合「一緒に“街コン”いかが?」
2013年10月8日 20:00
[映画.com ニュース] スプラッターホラーの金字塔をリメイクした「死霊のはらわた」のブルーレイ&DVD発売及びデジタル配信を記念し10月8日、タレントの稲川淳二、「死霊のはらわた」の主人公でハリウッドを代表するホラー・ヒロインのミア、「リング」シリーズから生まれた日本を代表するホラー・ヒロインの貞子がトークイベントを行った。
鬼才サム・ライミ監督の鮮烈なデビュー作「死霊のはらわた」(1981)を、ライミが見出したウルグアイ出身のフェデ・アルバレス監督が完全リメイク。ライミをはじめ、オリジナル版で主演を務めたブルース・キャンベルらが製作に名を連ねる。
稲川は、「こりゃスプラッター系が大好きな人にはたまらない。早い話がショックショックショックの物量作戦」と圧倒され気味。また、「本家アメリカのホラーは逃げる恐怖や襲われる恐怖。ホラーは体験したことのない事件に近いけれど、怪談は心理状況がテーマなので身近に思い当たる。だからゾクッとくる」とホラーと怪談の違いを解説。さらに怪談話を披露し、「今みたいな季節の変わり目は、大気が濃くて気配が強い。すると幽霊を見やすくなる」と話し、会場は冷ややかな空気に包まれた。
ミアは通訳を従え、「稲川さんの怪談が怖すぎる」と震えながら登場。貞子が花束を持って祝福に駆けつけると、ミアは「オーラがあってあこがれる。ハリウッドでも大人気ですが、改めて日本を代表する一流ホラー・ヒロインだと実感」と最敬礼。貞子も、「画面で見るよりも実物の方がかわいくてビックリ」と称え合った。
さらにミアは、「ずっと山奥の山小屋にいたので基本的に人見知り。気になる男性にもなかなか声をかけられない」と奥手な様子。すると貞子も、「私もずっと井戸の中にいたので同じ。最近は人と接する機会が多くなって慣れてきた。今度一緒に“街コン”いかがですか?」と誘い、国境を越えた友情を育んでいた。
「死霊のはらわた」ブルーレイ&DVD&デジタル配信は、10月9日より同時リリース。