「地獄でなぜ悪い」園子温監督、療養中の星野源にエール!再タッグを希望
2013年9月28日 20:20
[映画.com ニュース]園子温監督の最新作「地獄でなぜ悪い」が9月28日、全国72スクリーンで封切られ、東京・新宿バルト9で初日舞台挨拶が行われた。本作に出演し、現在は病気療養のため活動を休止しているミュージシャンで俳優の星野源から、快気報告と封切りのお祝いを兼ねた手紙が寄せられると、園監督は「回復おめでとうございます。早く外に出てきて、また一緒に組んで映画をやりたい」とエールをおくっていた。
本作はヤクザの組長が愛娘をスターにしようと、“スタッフもキャストも皆ヤクザ”という前代未聞の映画製作に乗り出し、騒動を巻き起こすアクション活劇。星野は映画製作に巻き込まれる、通りすがりの男を演じるほか、本作のエンディングテーマ曲「地獄でなぜ悪い」(10月2日発売)を手がけている。
カナダで開催された第38回トロント国際映画祭にてミッドナイト・マッドネス部門の「観客賞」を受賞した本作。この日は現地から届いた賞状がお披露目され、園監督は「ハリウッドに一番近い、最前線の賞。実際、一番欲しかったし、完全に勝負に勝ったなと。17年間、企画を温めてきたかいがあるし、僕以上に、映画そのものが喜んでいる」と誇らしげに語っていた。
舞台挨拶には園監督をはじめ、主演の國村隼、堤真一、長谷川博己、二階堂ふみ、友近が登壇した。ヤクザの組長を演じる國村は「初日から地獄へようこそ」と不敵な笑みを浮かべたが、園監督からベネチア国際映画祭に出席した際、パスポートを無くしたと暴露されると、思わず苦笑い。「しかも、手続きであちこち行っている途中で、私のバッグの中で見つかって……」(國村)とバツの悪そうな表情だった。
長谷川も「現地で声をかけられた海外のプロデューサーが、友近さんの演技を絶賛していた。日本では芸人さんだと説明しても、信じていなかった」とベネチアでの思い出話を披露。当の友近も「こんにちは、芸人界のセックスシンボルです」とまんざらでもない様子だった。
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