「半沢直樹」旋風真っ只中の駿河太郎、俳優業への道のり明かす
2013年9月27日 09:00

[映画.com ニュース] 俳優の駿河太郎が9月26日、公開中の出演映画「ソウル・フラワー・トレイン」のトークイベントに、西尾孔志監督らと出席。落語家の笑福亭鶴瓶を父にもつ駿河は、平成以降で最高の視聴率を記録した堺雅人主演の人気連続ドラマ「半沢直樹」に老舗ホテルの社長・湯浅威(たけし)役で出演し、「ずっと本気で音楽をやっていたので役者になるつもりはなかったけど、20代半ばに今のマネージャーと出会い、子どもでもないけどおっさんでもない中途半端な輩に声をかけてもらったこともうれしくて、こんな機会は二度とないだろうからとやってみようと思った。今は本当に楽しくてマネージャーには感謝してる」と役者業への道のりを明かした。
映画は、「MIND GAME」の原作などで知られる漫画家・ロビン西氏の短編コミックを実写映画化した人情喜劇。大阪で暮らす娘に会いに出かけた男(平田満)が、風変わりな少女・あかね(真凛)と出会い、大阪の繁華街・新世界を舞台に繰り広げるドタバタを描く。
主人公の夢に出てくる花電車の運転手役を演じた駿河は、撮影からおよそ1年半ぶりとなるこの日に「初めて見た。すごく自分の芝居が新鮮だった。僕のシーンは完全にファンタジーなので、ファンタジーでいることって何だろうと色々考え、夢の中のほわほわした感じを意識した」と役作り。また、「音楽はゼロからイチにするもの。詩も曲もゼロから作り、自分の世界観を形にする。役者の場合は、与えられたポジションで自分の味をどれだけプラスしていけるか」とミュージシャンと俳優業の違いを語った。
前作「ナショナルアンセム」から約10年ぶりに長編映画のメガホンをとった西尾監督は、「平田さんと駿河さんは長ゼリフも完璧に頭に入れてきていた」と役者魂を称賛。すると駿河は、「待ち時間が長くて時間があったので、平田さんに『セリフが長いので付き合ってもらって良いですか?』と2人で芝居を作っていた」と裏話を明かした。
「ソウル・フラワー・トレイン」は、東京・新宿のK's cinemaで9月27日まで公開中。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント