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マシュー・マコノヒー、ギャラ約15億円のオファーを辞退していた

2013年9月25日 13:00

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作品の質にこだわる演技派マコノヒー
作品の質にこだわる演技派マコノヒー
Photo by Jason Merritt/Getty Images

[映画.com ニュース] エイズを題材にした最新作「Dallas Buyers Club」の演技が絶賛されているマシュー・マコノヒーが、かつて1500万ドル(約14億8000万円)の高額オファーを辞退していたことが明らかになった。

ハリウッド・レポーター紙のインタビューで本人が明かしたもので、2008年に往年のテレビ番組「私立探偵マグナム」の映画版をオファーされていたという。出演料は前金1500万ドルに出来高が興行収入の15%という好条件だったものの、これを辞退。全米ボックスオフィスで1億ドルを超えるヒットを記録した「10日間で男を上手にフル方法」(03)をピークに、その後の「サハラ」や「フールズ・ゴールド」といった出演作が続けて芳しい結果を得られずにいた。

そんななか、「私立探偵マグナム」の高額オファーには心が揺らいだものの、息子の誕生をきっかけに作品の質にこだわったフィルモグラフィーを築くことを決意したという。その後、「バーニー  みんなが愛した殺人者」「キラー・スナイパー」「ペーパーボーイ 真夏の引力」「マジック・マイク」といった野心的なインディペンデント作品に出演。エイズ患者を演じる「Dallas Buyers Club」では、出演料わずか20万ドルながら役作りのために40ポンド(約18キロ)もの減量に成功した。

意欲的な作品選びのおかげで、ハリウッドはマコノヒーの演技力に再び注目。クリストファー・ノーラン監督の最新SF映画「インターステラー(原題)」では、主役に抜てきされている。

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