クドカン脚本「謝罪の王様」あまちゃん最終回と同日公開に水田監督ニンマリ
2013年9月25日 20:49
[映画.com ニュース] 宮藤官九郎が脚本を手がける「謝罪の王様」の公開直前イベントが9月25日、都内で行われ、主演を務める阿部サダヲと、メガホンをとる水田伸生監督の2人が出席した。主人公の“謝罪師”を演じる阿部は「謝罪が映画になるなんて……」と驚きの表情。水田監督は「あまちゃん人気にあやかろうと、早く作った(笑)」とNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の最終回と、本作の公開日が同じ9月28日という“偶然”にニンマリしていた。
宮藤、阿部、水田監督が「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」に続く黄金タッグを組んだオリジナル作。架空の職業・謝罪師を生業とする主人公・黒島譲(阿部)が、ケンカの仲裁から政府を巻き込んだ国家存亡の危機まで、持ち前の謝罪テクニックを駆使し、土下座を超える“究極の謝罪”で日本を救う。
ヒロイン・倉持典子役の井上真央、竹野内豊、岡田将生、荒川良々、濱田岳、松本利夫、高橋克実、松雪泰子らが共演しており、阿部は「キャストの皆さんも豪華で、楽しい撮影でした」と笑顔を見せていた。
この日は会場に駆けつけた約1000人とともに、「最も長い人間タオルチェーン」「ペアになって一斉に3分間お辞儀をした最大数」「紙製の王冠をかぶった最も多くの人数」という3つのギネス世界記録TMに挑戦し、見事すべてのチャレンジが成功した。阿部は「映画の中でいっぱい(謝罪の)お辞儀をしたが、この長さは初めて」と思わず苦笑い。「ギネスを取るのと、映画は関係ないのでいったん忘れて、楽しんでください」とアピールしていた。
「謝罪の王様」は、9月28日から全国で公開。