ベルリン映画祭3冠 「ノー・マンズ・ランド」ダニス・タノビッチ監督最新作が公開
2013年9月25日 17:45

[映画.com ニュース]2013年ベルリン国際映画祭で銀熊賞ダブル受賞(審査員グランプリ・主演男優賞)・エキュメニカル賞特別賞を受賞し、3冠に輝いたダニス・タノビッチ監督最新作「An Episode in the Life of an Iron Picker(原題)」が、邦題「鉄くず拾いの物語」として2014年1月公開することが決定、このほどポスタービジュアルがお披露目された。
ボスニア紛争を題材に描いたアカデミー賞外国語映画賞受賞作「ノー・マンズ・ランド」で知られるダニス・タノビッチ監督の新作は、ボスニア・ヘルツェゴビナに住むロマ民族の女性セナダが、貧困の中保険証がないために手術を受けることができないという実話を基に、当事者たちの出演により自主製作として9日間で一気に撮り上げたドキュメンタリータッチのヒューマンドラマ。セナダの夫で本人役を演じたナジフ・ムジチは、演技経験がないにもかかわらず、その存在感でベルリン映画祭で主演男優賞を受賞するという快挙を成し遂げ、本作をきっかけに一家は保険証と定職を手にした。
ダニス・タノビッチ監督は「社会について、あらゆる種類の疎外や差別について、その議論を促すだけでなく、被害者の置かれた状態を感情的に理解することを通して、「自分たちはどんな人間になってしまったのかを自身に問うために、この話を描かなければ、と思いました」とコメントしている。
「鉄くず拾いの物語」は2014年1月新宿武蔵野館、梅田ガーデンシネマほか全国で公開。
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