園子温監督「地獄でなぜ悪い」トロント映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で観客賞!
2013年9月18日 18:00

[映画.com ニュース]園子温監督の新作「地獄でなぜ悪い」が、カナダ・トロントで行われた第38回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で、日本の作品としては初となる観客賞に輝いた。園監督は、昨年に「希望の国」で同映画祭の併設賞であるNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞しており、同映画祭で2年連続受賞を果たしたことになる。
ミッドナイト・マッドネス部門は、最高賞にあたる観客賞が設立されている3部門のひとつで、アクション、ホラー、ファンタジー映画を紹介する。今年は、「地獄でなぜ悪い」をはじめ10作品が出品された。9月14日(現地時間)にライアソン・シアターで行われた本作の北米プレミア上映は、1250席の会場が満席となる盛況を見せた。
園監督は「こんな賞がほしかった。この映画は、こういう賞を求めていた。この映画がジャンプして喜んでいる姿が目に浮かぶ」と感激しきり。園作品初出演で、主演を務めた國村隼は「監督をはじめ、この映画に関わった皆にとって本当にうれしい知らせになったと思います。もちろん僕にとっても何よりの喜びです。特に、観客賞というのは『地獄でなぜ悪い』にとって最高の賞をいただけました」と喜びを語った。
園監督初の娯楽大作「地獄でなぜ悪い」は、映画製作に乗り出したヤクザが巻き起こす騒動を描く。國村のほか二階堂ふみ、堤真一、長谷川博己、星野源、友近ら個性豊かな俳優が結集。9月28日から全国で公開。
(C)2012「地獄でなぜ悪い」製作委員会
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