TBS初の試み　2時間ドラマDVD隔週発売

発売するのは、月曜ゴールデン枠で、去る9月9日放送し第50作を迎えた「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ」。その全50作のDVDコレクションを、9月4日から順次発売開始した。隔週水曜日に1作ずつ、東京ニュース通信社から“分冊シリーズ”として2015年7月22日までの2年間にわたって発刊する。

ドラマを楽しむための「西村京太郎エッセイ」「渡瀬恒彦 キャストインタビュー」「ロケ地めぐり」など、16ページの解説本も毎号付いたコレクションとなっている。DVDを分冊シリーズとして低価格で発売するとともに、コレクションする楽しみを提供するのが狙い。

創刊号は800円（税込）の特別価格で提供し、以降、通常価格1650円（税込）の割安料金となる。製作テレパック・TBS。発行東京ニュース通信社。創刊号は01年10月1日放送した第23話「終着駅（ターミナル）殺人事件」。第2号は第20話「寝台特急カシオペアを追え」、第3号は第17話「越後・会津殺人ルート」と続く。

「十津川警部シリーズ」は92年4月13日放送からスタート。渡瀬恒彦と伊東四朗による十津川と亀井のコンビが難事件に挑む。今年9月9日放送した50作記念作品「消えたタンカー」は14.3％を獲得し、横並びトップだった。この回は、渡哲也が出演し、渡瀬恒彦との兄弟共演が話題に。なお、渡瀬と伊東コンビは、同一俳優コンビによる共演回数の最多記録を更新し続けている。（文化通信）