テリー・ギリアム、テレビドラマ版「12モンキーズ」を非難
2013年9月5日 10:00

[映画.com ニュース] テリー・ギリアム監督が1995年に発表したSF映画「12モンキーズ」をテレビシリーズ化する準備が進められているなか、ギリアム監督は「とてもバカげたアイデアだ」と非難している。
英ScreenDailyのインタビューで、ギリアム監督が明かしたもの。映画版のプロデューサー、チャールズ・ローベンがドラマ版の制作総指揮を務めているが、ギリアム監督には全く連絡がなかったようで「ドラマについて何も知らない。おかしな話だ」と話している。また、「映画の脚本を書いたデビッド&ジャネット・ピープルズがドラマ版の脚本を書いていれば、少しはマシなものになるかもしれない。そうでなければ、『バンデットQ』の別バージョンになってしまう」とも語った。
仏映画「ラ・ジュテ」(クリス・マルケル監督)を下敷きにしたギリアム版は、人類の大半を死に至らしめた謎のウィルスの情報を集めるため、未来から送られた囚人(ブルース・ウィリス)の苦悩を描いたもので、ブラッド・ピットが初めてアカデミー賞にノミネートされたことでも知られる。今回のインタビューでギリアム監督は、「脚本が素晴らしかったし、キャストも見事な結果だった。それに私も、それほどひどい失敗をしなかった」と、出来栄えを振り返っている。
米SF専門チャンネルSyfyで2014年に放送されるドラマ版は、「NIKITA/ニキータ」「Terra Nova 未来創世記」のテリー・マタラスとトラビス・フィケットが脚本を担当。「24」で多くのエピソードの演出を手がけたジョン・カサーが、パイロット版(第1話)を監督する。現在キャストは発表されていないが、11月にクランクイン予定だ。
ギリアム監督の最新作「The Zero Theorem(原題)」は、現在開催中のベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品されている。
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