お口に合うか… ピエール瀧「あまちゃん」寿司屋大将から“凶悪”死刑囚に!
2013年9月4日 20:42

[映画.com ニュース] 俳優としても活躍する「電気グルーヴ」のピエール瀧が9月4日、東京・新宿ピカデリーで行われた出演作「凶悪」(山田孝之主演)の完成披露試写会に出席した。現在放送中のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で謎多き寿司屋の大将を演じており「朝から寿司屋の格好で皆さんを困らせているが、この映画では死刑囚。ハッピーさがひとつもない映画ですが、果たしてお口に合いますでしょうか……」とアピールしていた。
試写会には主演の山田と瀧に加えて、共演するリリー・フランキー、池脇千鶴、白石和彌監督が来場。雑誌記者の藤井(山田)が、死刑囚(瀧)の「誰にも話していない余罪が3件ある」という告発を頼りに、警察も知らない殺人事件を明るみにし、“先生”と呼ばれる首謀者(リリー)を追いつめる。実際の凶悪殺人事件を追ったノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」(新潮45編集部編)を映画化した。
山田は「皆さん、この後、パーティーとか食事会の予定はないですか? この映画を見終わった後は、何も楽しめなくなると思いますが責任はとれません」と客席に向けて、本作の凶悪ぶりを警告。それでも「まだ見ていない人には見なくていいの? 見る勇気がないのか? 見なさい! 見ろ、このヤロー! と言いたい」と力強く絶対の自信を示した。
一方、リリーは「僕とピエール瀧のコンビを考えていると白石監督から聞かされ、最初はフザけているのかなって(笑)。でも台本はドキドキするほど面白く、監督自身も肝がすわったストイックな人だった」と振り返る。重苦しい作風だけに、現場も独特な空気感だったといい「リリーさんと一緒に『どうぶつの森』をやっていた。せめて楽しいことを共有しないと、ある意味やっていられないというか」(瀧)、「ピエールから、リンゴの木と梨の木をもらったよね」(リリー)と舞台裏を明かした。
主人公・藤井の妻を演じる池脇は「映画を見ている人と同じ視点というか、普通の人の感覚で物語を見てもらえる立場かな」と役どころを説明。ただ、夫婦関係が崩壊しているという設定だけに「撮影は2日間だけでしたが、地獄でしたね。親には薦められない」とヘビーな内容に圧倒された様子だ。
白石監督は封切りを前に、骨太な社会派サスペンスとして高く評価される本作を「いい映画だと信じて、歯を食いしばりながら必死に作りました。見終わった後の感情の置き場所を探すことで、自分と向き合う時間を楽しんでもらえれば」と誇らしげだった。
「凶悪」は9月21日から全国公開。
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