藤原竜也&永作博美「シレンとラギ」予告で描かれる悲しき男女の宿命
2013年8月19日 08:00
「ゲキ×シネ」は、「劇団☆新感線」の人気舞台を映画館で上映する人気シリーズ。シリーズ第11弾「シレンとラギ」は、同劇団の座付き作家・中島かずき氏が過酷な運命に翻ろうされる男女の悲恋を描き、昨年上演された舞台をスクリーンに復活させる。高橋克実、三宅弘城、北村有起哉、石橋杏奈、古田新太らが共演している。
時は南北朝時代。暗殺者の一族に生まれたシレン(永作)は、かつて命を奪ったはずの南の王ゴダイ(高橋)が生きていることを知らされる。北の重臣キョウゴク(古田)から、再び暗殺の命をうけたシレンは、若き剣士ラギ(藤原)とともに、ゴダイのもとへ赴く。
暗殺者としての生き方以外に選択する道がなかったシレンは、ラギの強い愛によって心を動かされていく。しかし、ふたりの周囲に渦巻く野心、裏切りによって、残酷な真実を突きつけられる。藤原扮するラギの「なぜオレだけは生きている」という魂の叫びで締めくくられる予告編では、ふたりが囚われている宿命の一端が明らかに。藤原、永作の迫真の演技だけでなく、舞台上に立ち込める熱気を感じることができる。
「ゲキ×シネ『シレンとラギ』」は、10月5日から全国で公開。