エビ中・鈴木裕乃、初主演映画は「ワチャワチャした雰囲気」
2013年8月17日 14:30
[映画.com ニュース] 若手アイドルが顔をそろえるサスペンス作「ジョーカーゲーム 脱出(エスケープ)」の初日舞台挨拶が8月17日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、主演を務める“エビ中”こと「私立恵比寿中学」の鈴木裕乃をはじめ、同じエビ中の松野莉奈、「bump.y」の宮武美桜、吉田まどか、愛名ミラ、佐藤優津季、「夢みるアドレセンス」の京佳、芦塚慎太郎監督が登壇した。
映画初主演を果たした鈴木は「台本に『現場の雰囲気は、座長のあなたにかかっています』と監督からのお手紙がはさんであって、プレッシャーを感じた。でも、同世代の女の子が多いこともあって、ワチャワチャした雰囲気だった」と振り返り、共演する松野は「裕乃がいたから、心強かった」と話していた。
映画は日本政府が学力低下に歯止めをかける「義務教育延長法」の下、人間力を高めるゲームの実験台にされた高校生たちを描いた「ジョーカーゲーム」(AKB48の北原里英主演)の続編。前作から数日後を舞台に、新たなゲームに巻き込まれる少女たちの不条理を描く。
宮武は「ふだんは明るい役が多いが、今回は笑顔がない女の子。難しかったが、ぜひこういう私も見てほしい」とアピール。前作に引き続き、出演している吉田は「パート1は男の子もいて、共学って感じだったけど、今回は女の花園でべっぴんさんに囲まれて幸せだった」と笑顔を見せた。
一方、愛名、佐藤、京佳にとっては今回が映画初出演で「色っぽい役だったので、役作りが大変だった」(愛名)、「緊張したが、みんな同世代なので、空き時間はクラスにいる感じ」(佐藤)、「皆さんに優しくしてもらい、女優の第一歩を踏み出せた」(京佳)。少女たちをとりまとめた芦塚監督は「ずいぶん過酷なことをやらせてしまったが、みんなよく頑張ってくれた」と感謝を表していた。
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