遅刻、失笑、生意気発言…阿部サダヲが“謝罪会見”で頭下げまくり
2013年8月12日 18:59

[映画.com ニュース]俳優の阿部サダヲが8月12日、都内で行われた主演作「謝罪の王様」の“完成披露謝罪会見”に共演者、スタッフとともに出席した。開始予定時間を10分ほど過ぎた頃、遅刻し会場入りした出席者が、一斉に頭を下げるという演出に、報道陣は失笑しきり。阿部は「もう少し笑いが起こると思っていましたが……、誠に申し訳ありません」と早速謝罪し、「本編はもっと面白いです」と釈明。また「2013年実写ナンバーワンを目指します! なんて、生意気言って申し訳ありません」と再び頭を下げ、今度は爆笑をさらった。
主演を務める阿部をはじめ、脚本・宮藤官九郎、監督・水田伸生が「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」に続く黄金タッグを組んだオリジナル作。架空の職業「謝罪師」を生業とする主人公・黒島譲(阿部)が、ケンカの仲裁から政府を巻き込んだ国家存亡の危機まで、持ち前の謝罪テクニックを駆使し、土下座を超える“究極の謝罪”で日本を救う風刺コメディに仕上がった。
会見には阿部、宮藤、水田監督に加えて、ヒロイン・倉持典子役の井上真央、竹野内豊、岡田将生、荒川良々、濱田岳、松本利夫、高橋克実、松雪泰子という豪華な顔ぶれが勢ぞろい。「阿部さんを後ろから蹴飛ばしたり、克実さんにハゲと言ったり……。戸惑ったが、スッキリもした」(井上)、「監督にやれと言われて、克実さんの後頭部を長い爪で刺してしまった」(松雪)、「考えたところで答えも出ない難しい役どころなので、テキトーに演じました」(濱田)、「ピンクのレオタード姿の井上さんにドキっとしてしまった」(荒川)と思い思いに謝罪エピソードを披露していた。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」も絶好調な宮藤は「そもそも『すみません』は口ぐせのようなもの」と本作の着想を明かし、「こんなところにこんな人が!?、と思ってもらえるスター映画」とアピールしていた。「謝罪の王様」は、9月28日から全国で公開。
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