初公開の日記も マリリン・モンローの人間性に迫るドキュメンタリー公開
2013年7月21日 11:00
[映画.com ニュース] 死後50年たって初公開された、マリリン・モンロー自筆の文書を基にした奇跡のドキュメンタリー「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」が、10月5日に公開される。
「ナイアガラ」「紳士は金髪が好き」「七年目の浮気」「お熱いのがお好き」など数々のヒット作に出演し、世界的な人気を集めたものの、1962年に36歳の若さで突然この世を去ったモンロー。プライベートな部分をごく身近な人にしか見せないことで表向きのパーソナリティを作りだし、死後50年経った今もその存在や真実は謎に包まれている。
映画は、世界的ベストセラー「マリリン・モンロー魂のかけら」(青幻舎刊/Fragments:Poems,Intimate Notes,Letters)を基に、秘蔵映像と没後50年で初公開された自筆のメモや日記、私的な文書を紐解きながら、彼女の生い立ちから最期までを丁寧にたどってゆく。
数々の直筆メモからは、アクターズ・スタジオに通いながら綴った女優としての向上心や、華やかな世界を生きる一方で、内面に抱えた孤独も垣間見ることができる。また劇中、ユマ・サーマン、リンジー・ローハン、グレン・クローズ、マリサ・トメイら、年齢も立場も違う現役女優たちがモンローに扮し、彼女の魂をよみがえらせるという企画も収録されている。
“セックス・シンボル”の代名詞ともいわれ、男性を魅了し続けたモンローとはまた違う、夢や理想を追いかけ、悩み苦しみ、愛を求める生身の女性としてのモンローを映し出した一作だ。
「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」は10月5日全国公開。