ロブ・ゾンビ3年ぶり新作「ロード・オブ・セイラム」9月末公開決定!
2013年7月21日 21:00
[映画.com ニュース] “デスメタル界のカリスマ”ロブ・ゾンビ監督の約3年ぶりとなる新作「The Lords Of Salem」の邦題が「ロード・オブ・セイラム」になり、9月28日から劇場公開されることが決定した。あわせて、極彩色で彩られたサイケデリックなポスターがお披露目となった。
ゾンビ監督がメガホンをとったのは、「ハロウィンII」(2009)以来3年ぶり。1692年に、米マサチューセッツ州のセイラム村で起こった“セイラム魔女裁判”を題材に、ゾンビ監督が独自の解釈で未知の地獄をつくり出す。ゾンビ作品には欠かせない、妻で女優のシェリ・ムーン・ゾンビをはじめ、「デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2」(05)のケン・フォリー、ブルース・デイビソンらが出演している。
“ロード・オブ・セイラム(セイラムの領主)”と名乗る7人の女性が、魔女裁判で死刑を宣告され、死の直前に判事に呪いをかけていた。数100年後の現代、ラジオ局のDJであるハイジは、「ザ・ロード」と名乗る何者かから1枚のレコードを受け取る。判事の子孫にあたるハイジは、レコードを再生することで魔女たちの呪いを解き放ってしまう。
ポスタービジュアルでは、不気味なメイクを施したハイジが、ネオンのように鮮やかな業火の前に立ちつくしている。背景には、呪いの元凶となるレコードやジョルジュ・メリエスの「月世界旅行」(1902)の月が描かれ、摩か不思議なゾンビワールドを展開している。
「ロード・オブ・セイラム」は、9月28日からR15指定で全国公開。