綾野剛の“距離感”に女優陣ドキドキ
2013年7月20日 14:41

[映画.com ニュース] 俳優の綾野剛が7月20日、東京・テアトル新宿で行われた主演作「シャニダールの花」の初日舞台挨拶に、共演の刈谷友衣子、山下リオ、伊藤歩、古舘寛治、石井岳龍監督とともに出席した。
全国12スクリーンで封切られたこの日、石井監督が改名前の石井聰亙時代から温め続けてきた7年越しの企画の“旅立ち”とあって、綾野は「感慨深いですね。ようやくスタートを切れる。監督もおめでとうございます」と祝福。石井監督は、「俳優さんたちの存在がこの世界観をリアルなものにしてくれた」と穏やかな眼差(まなざ)しで称えた。
8月に開幕する、モントリオール世界映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門への正式出品が決まっている今作は、選ばれた女性の胸に咲く、謎の花“シャニダール”に翻ろうされる男女の運命を描いたリアルファンタジー。
伊藤を筆頭とする女優陣は、シャニダール研究所に勤務する植物学者の大瀧に扮した綾野との“距離感”について言及した。伊藤は「至近距離で診察しないと花の状態が見られないのだけれど、自分しかそこは触っていないんだけどなあ……という感じ」と話すと、綾野も「そうだね、かなり男と女の距離だったよね。でも皆さん、酸いも甘いも知り尽くしているからお分かりだと思いますが」と場内に語りかけ、ニッコリほほ笑んだ。
刈谷と山下も「近かったです」と口をそろえると、古舘は「僕にはそれくらいの距離に来てくれなかった。男女差別があるのかな」とぼやき節。綾野は「いやいや、おかしいじゃないですか(笑)」と照れることしきりだったが、「映画のことをまだ全然分からないんですが、作品がお客さんを選んでいるという印象を与えがち。でも、皆さんはこの作品を選んでくださった。感謝の極みです」と頭を下げ、しっかりと“座長”の役目を果たしていた。また、ダブル主演の黒木華はスケジュールの都合で欠席した。
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