長澤まさみ、ジョン・ウー監督最新作に出演! 共演は金城武、チャン・ツィイーら
2013年7月10日 12:20

[映画.com ニュース] 女優の長澤まさみが、ジョン・ウー監督がメガホンをとる中国映画「太平輪(原題)」に出演することが分かった。金城武、チャン・ツィイー、ソン・ヘギョら日中韓のスターと豪華共演を果たす。
長澤は、台湾の連続ドラマ「ショコラ」に主演しているが、外国映画の出演は初めて。「レッドクリフ」2部作から約4年ぶりとなるウー監督の新作で、どのような役柄を演じるのか期待が高まる。共演者には金城、チャン、ソンのほか、「レッドクリフ」2部作のトン・ダーウェイや「イップ・マン 葉問」のホァン・シャオミン、ジャック・カオ、ボウイー・ラムらアジアで活躍する俳優たちが名を連ねている。
舞台は、蒋介石を指導者とする国民党と毛沢東率いる共産党の対立が激化していた1949年。上海から台湾への航行中に貨物船と衝突し、沈没した豪華客船「太平輪」に乗り合わせた3組のカップルを描くもので、中国版タイタニックといえる作品になるようだ。脚本は、「グリーン・デスティニー」や「ラスト、コーション」のワン・ホエリンが担当する。
ウー監督は本作について、「登場人物たちは戦争や災難を生き抜き、最終的に幸せを見いだす。希望に満ちた物語で、アクションやドラマ、ユーモアをふんだんに含んでいる」と説明している。7月6日にクランクインしているが、プロデューサーのテレンス・チャンは米バラエティに「海外の俳優たちの撮影はこれから。出演者もさらに増える」と語っている。
4000万ドルを投じて、2部作として製作される。日本での公開は未定だが、中国では前編が2014年末、後編が翌15年に公開される予定だ。
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