「あまちゃん」劇中歌の「暦の上ではディセンバー」 歌っていたのはベイビーレイズ
2013年7月10日 09:10
[映画.com ニュース] NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の劇中に登場する架空のアイドルグループ「アメ横女学園芸能コース」(通称:アメ女)のヒット曲として話題になっている「暦の上ではディセンバー」を、5人組アイドルグループ「ベイビーレイズ」が歌っていることがわかった。
「暦の上ではディセンバー」は、アメ女が2009年に発売した3rdシングルで、ミリオンセラーの大ヒットになったという設定の楽曲。作詞を同ドラマの脚本を手がける宮藤官九郎、作曲を音楽の大友良英とSachiko M、江藤直子、高井康生の4人が担当した。
アメ女の妹分グループで、能年玲奈扮する主人公・天野アキが所属する「GMT46」が歌う姿も劇中で披露されており、同楽曲がレコチョクで6月29日から配信開始されると、初日にデイリー首位を獲得。iTunes Storeでも1位を獲得するなど、ドラマを飛び出し、現実世界でも人気になっている。配信でもアメ女名義の楽曲になっていたため、誰が歌っているのかは不明だったが、このほど、5人組アイドルグループの「ベイビーレイズ」と、劇中でアメ女メンバーの成田りなに扮する水瀬いのりの6人が歌唱を担当していることが明らかにされた。
「ベイビーレイズ」は、「アイドリング!!!」の菊地亜美を指南役に、大矢梨華子、傳谷英里香、林愛夏、高見奈央、渡邊璃生の5人で12年に結成。同じ事務所の川島海荷らが所属する「9nine」のライブのオープニングアクトなどを経て、同年9月にCDデビューを果たした。「乗り込み! 乗っ取り!!」をキャッチフレーズに、他グループからファンを奪う気概でステージへの乱入や、ライブハウス前での布教活動、路上ゲリラライブなども盛んに行い、デビューから2年以内の日本武道館公演実現を目標に活動している。
7月31日には4thシングル「ベイビーアンビシャス!」のリリースを控えている「ベイビーレイズ」だが、メンバー5人であらためてレコーディングを行い、ベイビーレイズ名義の「暦の上ではディセンバー」を5thシングルとして8月21日にリリースすることも決定した。