名古屋アイドル「チームしゃちほこ」、「男子高校生の日常」出演&主題歌決定
2013年7月9日 14:30
[映画.com ニュース] 累計230万部を突破し、テレビアニメ化もされた山内泰延氏の人気脱力系青春コミックを実写映画化する「男子高校生の日常」の主題歌を、名古屋の人気ご当地アイドル「チームしゃちほこ」が担当することがわかった。劇中では「チームちゃちほこ」役として映画初出演も果たす。
「チームしゃちほこ」は愛知県出身、名古屋在住の6人で結成されたアイドルグループで、「ももいろクローバーZ」や「私立恵比寿中学」と同じスターダストプロモーション芸能3部に所属。2012年4月に名古屋城のふもとで路上ライブデビューして以来、地元・名古屋を中心に精力的に活動を続け、同年10月にワーナーミュージック・ジャパンから“名古屋地区限定メジャーデビューシングル”として「ザ・スターダウストボウリング」をリリース。今年6月19日には、“日本先行メジャーデビューシングル”として「首都移転計画」をリリースした。
7月7日、「チームしゃちほこ」メンバー6人は、2人ずつの3チームに分かれ、愛知、三重、静岡の3県をまたいだイベントを開催。イベントの最後には、自身の冠番組「ゆるしゃち」を放送している名古屋テレビ(メ~テレ)のスタジオに6人が集結し、抽選で選ばれたファン約300人の前で、「男子高校生の日常」に映画初出演を果たしたこと、そして「首都移転計画」に収録の「マジ感謝」が同作の主題歌に起用されたことが発表された。
映画初出演について、メンバーの秋本帆華や坂本遥奈は、「何度も同じシーンを撮ったり初めての経験で、何度も歌っていたら、途中振りを忘れたりして、逆にエキストラ(=ファン)の皆さんから教えてもらったりして、マジ感謝です」と撮影を振り返ってコメント。主題歌起用については、この日までメンバーに知らされておらず、秋本は「初めて知りました! なんで教えてくれないんですか? でもエンディングにすごく合いそう!」と驚いた。
ところが、同作のエキストラ撮影に参加したファンには、メンバーより早く1週間ほど前に情報解禁されており、ファンがTwitterを使って事前に情報を拡散していた。そのため会場からは「知ってるー!」などの声が巻き起こり、メンバーが逆に驚かされるという展開に。エキストラ撮影は今年1月に行われており、撮影に参加したファンは当然、その時点で映画出演については知っていたが、解禁される1週間前まで沈黙を守っていた。そのことに対し、「いままで黙っていてくれてマジ感謝です!」と謝辞を述べたメンバー一同は、映画主題歌となる「マジ感謝」を披露してイベントを盛り上げた。
「男子高校生の日常」は、今時の男子高校生たちの実態をゆるく描いたギャグストーリー。実写映画版では、隣の女子校と共同で文化祭が開かれることになったことから起こる騒動のてん末を描く。「アフロ田中」の松居大悟監督がメガホンをとり、菅田将暉、野村周平、吉沢亮らが出演する。10月12日公開。
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