「相棒 劇場版III」製作決定!“特命係”水谷豊&成宮寛貴が絶海の孤島へ
2013年6月11日 05:00

[映画.com ニュース] 国民的人気シリーズ「相棒」の劇場版第3弾が、テレビ朝日開局55周年記念作品として製作されることが発表された。これまでに製作された劇場版は、スピンオフ作品を含め4作品。累計興行収入97億円、観客動員817万人(「相棒シリーズ X DAY」は興行中のため6月9日現在の数字)という唯一無二のモンスターコンテンツが、さらにパワーアップして銀幕の世界に戻ってくる。また、テレビドラマ「相棒 season12」の始動も決定し、放送が開始される今秋から劇場公開される来春まで「相棒」旋風が吹き荒れることは必至となった。
「相棒 劇場版 絶対絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」(2008)が興行収入44億4000万円、2作目となる「相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜」が興収31億7000万円と大ヒットを記録した人気シリーズの待望の新作が、5月16日に沖縄でクランクインした。主演の水谷豊、成宮寛貴はもちろん、同シリーズのファンにとっては必要不可欠な存在といえる及川光博と石坂浩二も出演している。
杉下右京役の水谷は、「今回で映画が3本目。こんなことがあるんだ、とすごく嬉しかったですね。1作目、2作目からさらに洗練された作品になると思います。タイムリーなテーマで社会的であり、エンタテインメントとしても楽しめます」と意欲満々。さらに、「来年GWに映画公開、その前にシーズン12……。成(なり)とは2シーズン目に突入し、ふたりの相棒としての関係はまたちょっと違う世界にいきます。楽しみに待っていてください。我々、期待に応えますよ!」と話している。
寺脇康文、及川に続き3代目の“相棒”となった、甲斐亨役の成宮も「相棒の映画に相棒として出演できるということは感無量です」と喜びもひとしお。さらに、「ドラマの撮影中にも『映画みたいですね』と豊さんとよく話をしているくらい、ドラマもスケールが大きいですが、実際映画の撮影に入ってみると、今日はヘリコプター、昨日は船での撮影。映画はもっとスケールが大きかったです(笑)。これからも豊さんのお芝居を学んで、素敵なコラボレーションをしていきたいです」とコメントを寄せた。
物語は、ある実業家が個人所有する東京から300キロ離れた太平洋に浮かぶ島で起こった、「男性が馬に蹴られ死亡した事故」を報じる新聞の小さな三面記事から始まる。警察庁長官官房付の神戸尊(及川)は、この記事を発端に上司である警察庁次長・甲斐峯秋(石坂)から特命係を使い、島にまつわる妙な噂の真相についての調査を命じられたことで、杉下と甲斐は絶海の孤島へ向かう。
沖縄ロケは、ふだん人が足を踏み入れない過酷な自然を探したそうで、梅雨の影響で土砂降りのなか密林、岩礁、断崖などでの撮影を敢行。技術的にもフルハイビジョンの4倍にあたる画素数の「4K」解像度での撮影と編集を行う。なお、伊原剛志、釈由美子、風間トオル、宅間伸らのゲスト出演も発表された。
「相棒 劇場版III」は、2014年ゴールデンウィークに全国で公開。
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