松雪泰子、劇場版「ATARU」で義足&車椅子の管理官 中居正広演じるアタルと対立
2013年6月5日 10:00

[映画.com ニュース] 中居正広主演の人気ドラマ「ATARU」を映画化する「劇場版 ATARU THE FIRST LOVE&THE LAST KILL」に、松雪泰子が出演していることがわかった。劇場版から登場する新キャラクターで、義足の車椅子女性管理官・星秋穂を演じる。
2012年4~6月に放送されたドラマ版「ATARU」は、サバン症候群に起因する特殊な能力を持った主人公ATARU(アタル)=通称チョコザイが、迷宮入りしかけた難事件を解決していく姿を描いたミステリー。劇場版は、アタルの心の原点ともいえるエピソードを盛り込み、ドラマ版レギュラーキャストはもちろん、アタルと同じ能力をもち、過去に深いかかわりのある謎の女性マドカ役で堀北真希も出演。テレビシリーズ、スペシャルドラマ版(13年1月放送)に続く「ATARU」シリーズの集大成として製作されている。
松雪が演じる星秋穂は、過去に捜査の過程で片足を失い、車椅子で現場の捜査を仕切る女性管理官。アタルの能力に疑問を抱き、捜査から排除しようと対立する。松雪にとっては初の管理官役で、車椅子だからと刑事を諦めず、管理官にまで上り詰めたという役どころだ。
義足も車椅子も初めてという松雪は、「車椅子に慣れるまでに少し時間がかかりましたが、早く行動したいけど動けないもどかしさやイライラする感じが役柄としてとてもリアルなので、その感覚を活かしながら演じています」と話す。クランクイン前には、義足がどのように出来上がるのか、どう装着して訓練するのかなどを入念にリサーチし、左足のひざ下をテーピングで固め、体重バランスはどうなるのか実際に歩行訓練をしてみるなど役作りに励んだ。
片足というハンデがあるからこそ、頭脳で捜査にかかわり、冷静に状況を分析していくという役柄であることから、「感情的にアタルと対立するのではなく、冷静な判断で情報を分析した結果でアタルと対立してゆくという構図になっていく。だから敢えて、感情的にならない様に注意して演じています」
中居との共演は、04年のTBS系ドラマ「砂の器」以来9年ぶりで、「同世代の友達という感覚がすごくあるので、久しぶりで本当に嬉しかった」とニッコリ。「以前と変わらず、座長として周りのみんなのことを気にかけて大事にしているので、座長の中居さんについていきたいなと思っています」と話している。
「劇場版 ATARU THE FIRST LOVE&THE LAST KILL」は9月14日全国公開。
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