後藤まりこ“食べるだけ”の謎の美女に 「たべるダケ」ドラマ化で初主演
2013年5月26日 06:00

[映画.com ニュース] 「月刊!スピリッツ」(小学館)で連載中の高田サンコ氏による人気コミック「たべるダケ」の実写ドラマ化が決定。歌手でアーティストとしても幅広く活躍する後藤まりこが主人公シズルに扮し、ドラマ初出演で初主演を飾る。
「食」にしか興味のない年齢不詳の謎の美女シズルを中心に繰り広げられる、少し不思議でコミカルな群像劇。さまざまな悩みを抱えた人たちがシズルと出会い、力を貸すわけでも助言するわけでもなく、ただひたすら料理を“食べるだけ”のシズルにひかれ、一緒に食卓を囲むことで悩みが解消されていく。
シズル役の後藤は、2010年に突然解散したハードコアパンクバンド「ミドリ」のボーカルで、現在はソロアーティストとして活動中。昨年、森山未來主演のロックミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」へ出演し、今年は宮崎あおい主演の映画「ペタル ダンス」で銀幕デビューも飾っている。
ドラマ出演は初めてで、いきなりの主演に、原作のファンだったという後藤自身「ただただびっくりしています。まさかこうなるとは(笑)」と驚く。それでも、「ドラマはシーンを飛ばして撮影しますし、長い撮影期間も初めてなので多少不安もありますが、いろんなものを食べられるので楽しみです。特に楽しみなのは、はまぐり! 浜辺で焼きたてをじゅわっと食べられるそうなので、やけどしないようにしないと(笑)」と、撮影に向けて気持ちは前向きだ。
演じるシズルは、突如登場し、豪快ながらも神々しい食べっぷりを見せつける、まさにただ“食べるだけ”というつかみどころのない役どころだが、監督から「役になりきろうとするのではなく、自分の中にあるものを出してくれていい」とアドバイスを受けたとのことで、「どうできるかは未知ですが、睡眠を十分にとったり、ゆっくりお風呂に入って、頑張ります! 原作の世界観を壊さず新たなものを作り上げたいと思っています。後藤の食べっぷりにご期待ください!」と意気込んでいる。
昨年公開された「バルーンリレー」で劇場映画デビューした新鋭・藤村享平監督らが演出。7月からテレビ東京で毎週金曜深夜0時52分~1時23分放送。
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