大槻ケンヂ、ボリウッドスターにあやかり“大槻ケンヂ・カーン”に改名?
2013年5月18日 18:00
[映画.com ニュース] インド映画の最新ヒット作4本を特集上映する“ボリウッド4”の1本「きっと、うまくいく」が5月18日、東京のシネマート新宿ほかで公開初日を迎え、応援団長の大槻ケンヂとコラムニストの辛酸なめ子が舞台挨拶に立った。
同作は、インドで興行収入歴代ナンバーワンを記録した大ヒットコメディ。インド屈指のエリート理系大学を舞台に、自由人のランチョー、動物好きなファラン、苦学生ラジューの3人が引き起こす騒動を描きながら、10年後に行方不明となったランチョーを探すミステリー仕立ての物語を同時進行で描く。
大槻は、ランチョーを演じるアーミル・カーンを「出てきて数十秒でスターだなって思わせる」と絶賛しながら、「ヒロイン役のカリーナ・カプールも素晴らしい。インド映画って女を口説くシーンが異常に長くてしょうもないけど、そこに昭和の懐かしさを感じる」。辛酸も、「アーミル・カーンが途中からトム・クルーズに見えてきた。主人公の言葉は生きるヒントになる」と共感していた。
“泣きポイント”を聞かれた辛酸は、「理系男子ってピュアなイメージがあって好き。きっと勉強以外してないから童貞だろうなと想像して見ると、シャワーシーンなどに心が洗われた」と意味深なコメントで笑いを誘った。さらに、ボリウッド男性スターのほとんどが“カーン”という名前であることを指摘すると、大槻は「俺も大槻ケンヂ・カーンにしようかな。バカ売れして焼き鳥屋とか当たるかも?」と野心を燃やしていた。
また、“ボリウッド4”のゆるキャラ・ナン子ちゃんも会場に駆けつけ、「ナマステ!」と喜びの舞を披露。ゆるキャラブームに乗って密かに人気を集めるナン子ちゃんだが、大槻も「ナン子ちゃん、『アンパンマン』に出してもらえないのでしょうか?」とさらなる活躍に期待を込めた。