ブラピ、アンジェリーナ・ジョリーの乳腺切除を「とても勇敢」
2013年5月15日 19:00

[映画.com ニュース] 女優のアンジェリーナ・ジョリーが、両方の乳房から乳腺を切除したことを公表し、世界中に大きな衝撃をもたらした。婚約者のブラッド・ピットは、この手術について「アンジーらしい決断だと思う。とても勇敢だ」とコメント。また、実父のジョン・ボイトやハリウッドの関係者たちから、カミングアウトに対する賞賛の声が続々とあがっている。
米ニューヨーク・タイムズ紙14日朝刊で、ジョリーは乳がん予防のために乳腺切除の手術を受け、その後乳房の再建を行ったと告白した。6年前に母親を卵巣がんで亡くしたジョリーは、医者から乳がんのリスクが高いことを知らされ、2~4月に米ロサンゼルスのピンク・ロータス・ブレスト・センターで治療を行った。手術による小さな傷跡が残っているようだが、乳がんが発生する確率は87%から5%以下まで減少したそうだ。
治療中も手術のことを隠したまま仕事を続けていたが、自分の経験がほかの女性たちの役に立つことを願い、公表に踏み切った。「個人的な意見ですが、女性としての欠如はなんら感じません。女性らしさを損なわない、覚悟の選択をしたことで、力強くなったように感じます」とつづっている。
ジョリーとの間に養子を含む6人の子どもがいるピットは、「僕が望んでいるのは、アンジーが僕や子どもたちと一緒に健康で長生きすること」と、ジョリーの決断を支持。新聞を読んで初めて手術のことを知ったという実父のボイトは、「みんなと同じように驚いたが、彼女のとった行動にとても感動した」と発言。公表の前に報告がなかったことに関してもジョリーの意志を尊重しおり、「娘に対する愛情と賞賛は、言葉では言い表せない」と語っている。
ジョリーの主演作「ツーリスト」や初監督作「イン・ザ・ランド・オブ・ブラッド・アンド・ハニー(原題)」のプロデュースを手がけたグレアム・キングは、「アンジェリーナの勇敢さは、仕事の選択だけでなく私生活でも、彼女の人生のあらゆる面で常に輝きを放っています。自身の経験を恐れずに明かしたことを、とても誇りに思います」とコメントを発表した。その他、乳がんの手術を受けたことのあるシェリル・クロウをはじめ、女優のエリザベス・バンクスやオクタビア・スペンサー、アダム・シャンクマン監督ら、多くの著名人がツイッターに賞賛のコメントを投稿している。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

タルサ・キング
【この絶品、まだ観てないの!?】中毒者、大量発生中!!超爆裂ヒット&世界記録樹立の“極大刺激作”
提供:JCOM株式会社

死霊館 最後の儀式
【今年のホラーを締める“頂上決戦”】怖い!楽しい!観たことない!! “すんごい”ラスボスを祓え!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

愚か者の身分
【好きで好きで、たまらない一作に出合いました】北村匠海×林裕太×綾野剛の絆が、愛おしくて狂いそう
提供:THE SEVEN、ショウゲート

てっぺんの向こうにあなたがいる
【映画出演124本目の最新作】人生を心から楽しむ“彼女”が、生きる力をくれる――
提供:キノフィルムズ

なんだこの映画は…!!
【いやめちゃくちゃ面白かった!!!】音、物語、ビジュアル、全て高品質の“強”推奨作!!
提供:ディズニー

この衝撃作を知ってるか?
“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート